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鉄道情報局本部 兼、趣味と自己主張の公開日記

各地の支部を束ねる鉄道情報局の本部で、自己主張の公開日記を兼ねている。支部の詳しい場所は内緒・・・

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並行在来線維持、JRに協力求める

整備新幹線の開通に依って、JR~経営分離される、いわゆる並行在来線問題について、前原誠司国交相は15日、新幹線開通と同時に経営分離される整備新幹線の並行在来線を維持するための協力、支援をJRにも求める方針を示した。当然の事だ。JR~経営分離~3セク化に依って起こる弊害は、計り知れない。コレは、地方の幹線は、地元ローカル利用だけでは赤字で、都市間輸送特急列車の収益で賄っているというのが実情で、新幹線が開業すると、在来特急列車の旅客は新幹線に移行し、新幹線・在来線をともに維持する事は出来ない、とされている。そのため、採算の見込めなくなった並行在来線を経営分離することができる制度があるからで、赤字となっている路線を切り離せる(儲からない事業から正当に撤退出来る)この制度は、JRにとって大変有難い制度である。
一番の弊害は、地域輸送や貨物輸送、夜行列車の運行に関わる問題がある。
新幹線が開通することで、並行するそれまでの在来線の存在意義は原則的に、都市間輸送から地域内輸送・新幹線の輸送の補完的な輸送・貨物列車あるいは夜行列車などの運行にシフトする。しかし、在来線での旅客輸送は減少しても、沿線の利用者にとって重要な幹線で有る為、在来線の存在意義は、そんなに単純ではない。今まで出来た事が出来なくなる事が、一番の問題だ。特に貨物・夜行列車に関しては、事態は深刻である。
並行在来線の経営分離に依る主な弊害は、
JR時代から比べ運賃が大幅に上昇する。貨物・夜行列車も、そこを通過する際の線路使用料が、発生・値上げされる。
新幹線延伸による特急料金収入増が見込めるとしても、それによって在来線が切り捨てられ、地域交通が打撃を受ける。
一方で新幹線が新設されても利益が出ると想定される路線についてはそのままJRが保有する場合もあり、赤字路線だけが運営会社および地方自治体に押し付けられているのが現実である。
分離後はしなの鉄道をはじめ、いずれも厳しい経営状態が続いていること、これらの路線を支える地方自治体の厳しい財政事情から、将来的に他の第三セクター鉄道と同様に廃止される懸念も生じている。
廃止されれば、現実に分離後もこれらの路線を利用せざるを得ない貨物列車の輸送体系が大打撃を受け、貨物鉄道・貨物輸送のモーダルシフトが益々衰退する事に成るだけでなく、地域交通が衰退することにより、これらの地域と首都圏との地域格差がさらに拡大するという問題もある。
旧国鉄時代より、秋田総合車両センターや青森・北海道への車両の回送ルートと成っている路線の場合、経営分離時に同区間を通過しないように変更され、青森車両センター所属の機関車を郡山総合車両センターへ全検回送や工事のために輸送する際や秋田総合車両センターへ客車などを輸送する際などには、それまでは短時間でできたものが、大きく迂回する為に長距離・長期間掛かるように成ってしまう。
新幹線・在来線の規格の違いから、様々な弊害が出て来る。
逆に、イギリス等ヨーロッパ諸国では元々殆どの幹線鉄道が標準軌で建設されており、軌間が同じ高速新線と在来線の直通運転も珍しいことではなく、日本の新幹線と在来線ほど運行形態が厳密に分離されていない。依って、こういった問題もあまり聞かない。

結論から言おう・・・一番の問題は、JR(特に、本州3社)の企業体質だ。
高額な新幹線設備と特急の走らなくなった地方閑散線区の両方を所有することは、経営的に不可能であるとJRが判断したことによる措置である。とされているが、本当にそうなのだろうか・・・
九州・四国・北海道の3島各社は、同情の余地は有るが、本州3社はどうだろう。
例えば、北海道新幹線新青森 - 新函館間の並行在来線は津軽線江差線だが、江差線は経営分離される予定。しかし、津軽線・江差線は共に本州 - 北海道を結ぶ多くの貨物列車・夜行列車が運行している大動脈の一部であり、当然、廃止には出来ない。廃線に追い込まれた場合は他に迂回路が無く、本州-北海道を結ぶ貨物列車・夜行列車が運行出来なく成り、廃止せざるを得なくなってしまう。また、北海道と本州との鉄道車両輸送手段が貨物船に依る物しか無くなり、中古車両の売買や本州に有る鉄道車両メーカーからの車両購入が困難に成る事が想定される。一方、津軽線はJR旅客会社が異なる為(新幹線は北海道旅客鉄道〈JR北海道〉・在来線は東日本旅客鉄道〈JR東日本〉)、経営分離される予定は無い。つまり、経営する会社が違えば良い、と言う事だ。経営する会社が違えば、新幹線・在来線を共に維持する事は出来る・・・と言う事だ。
要するに、面倒だし、儲からないから嫌だ、と言う事だ。
最も多くの並行在来線を切り捨てて来た東日本旅客鉄道は、自ら墓穴を掘った。しかも、馬鹿会社だからその事に気付いていない。或いは、気付いていて遭えてそうしているのか・・・・・だとしたら確信犯で相当タチが悪い。
SUICA等で莫大な利益を上げる東日本旅客鉄道は、鉄道会社では、売り上げ・利益共に、世界一を記録する正真証明の、世界一の規模の鉄道会社だ。そんな会社に、この制度は必要無いのではないか。逆に、本州3社は完全にこの制度を悪用しているようにしか見えない。新しいより効率良く稼げる物を持ち、古い儲からない物は切り捨てる・・・政治の・・・(あえて書かないが・・・)そんな企業と政治家のエゴを支援する制度は必要無いのでは?

この問題の解決には、官民一体と成った上下分離方式が有効だろう。
JR各社が所有している線路設備を、道路と同じように国や自治体が所有し維持管理し、列車を走らせる事業者を募集するのだ。バス会社と同じやり方である。
欧米諸国では、鉄道は、道路と同じように、国家のインフラで、国民皆の物、と言う考え方が定着しており、「鉄道は公共財であり、また一度無くなると元に戻すことは難しいことから赤字は基本である」という認識で有る。日本もそうすべきだ。だから、今現在JR各社が所有している線路設備は、道路と同じように国や自治体が所有し、維持管理すべきである。コレなら、一連の問題もあまり起こらないだろう。たとえ起こっても、此処まで深刻な問題にはならない筈だ。

そして色々な所で散々言われているが、この問題を解決する一番の方法は、JR各社から新幹線を没収し新幹線専門の運営会社、通称JR新幹線を設立するのが最適だろう。JR(特に本州3社)の企業体質改善等の為にも・・・・・

もっと深く考えると、主悪の根源は、自動車産業の異常発展、つまり、行き過ぎた自動車社会・モータリゼーションの所為だ。コレに依って、鉄道(公共交通)が儲からなくなったのが、一番の原因だろう。勿論、JR各社の努力不足もだが・・・

更に本を糺せば、この事態を引き起こしたのは、へンリーフォードだ!!自動車工業業会には、神に等しい存在だろうが、実際には、奴は、キングオブ・エゴイストだ!!奴が残したものは、大気・大地の汚染と、使い捨て社会に依る、大量のゴミだ。そして、身勝手な人間どもだ。何故なら、行き過ぎた自動車社会・モータリゼーションの、最大の弊害は、エゴイストどもの大増殖だ!田舎の奴らが身勝手なのも、この行き過ぎた自動車社会・モータリゼーションが原因だ。実際に、日本で一番モラルの悪い都道府県民は、沖縄人と言われている。その原因は、他県に有って沖縄だけに無い(かった)物、どう考えても鉄道だ。(沖縄には、戦後、半世紀以上の長期に亘って鉄道が存在しなかった。理由は、アメリカに占領されていたからで、戦争で全て破壊され、無くなった鉄道路線は復旧しなかった・・・そしてそれから数十年・・・)鉄道は、只の乗り物では無い。他人と乗り合わせる公共交通機関は、モラルを学ぶ場でも有る。「走る個室」である車は、やりたい放題の場所だ。最近の子供達の体力低下も、車の所為だ。つまり、そういう事を知らない奴等が大増殖している。
モータリゼーションは、百害有って一利無し。こんなエゴから脱却し、モーダルシフトを進めるべきだ!

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  1. 2009/12/18(金) 09:00:43|
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